ひっそりと生誕100年を迎えていた神童がいた。『ラフマニノフを思わせる』との評判を得て、雄大でロマンティックな演奏で魅了したシューラ・チェルカスキーは1911年に生まれ、1995年12月27日に没した。
晩年は亡くなるまで来日して演奏会を開いたのだけれども、没して16年。話題に上らないのは寂しいものです。(写真の左側がチェルカスキー、右端はエミール・ギレリス)
ひっそりと生誕100年を迎えていた神童がいた。『ラフマニノフを思わせる』との評判を得て、雄大でロマンティックな演奏で魅了したシューラ・チェルカスキーは1911年に生まれ、1995年12月27日に没した。
晩年は亡くなるまで来日して演奏会を開いたのだけれども、没して16年。話題に上らないのは寂しいものです。(写真の左側がチェルカスキー、右端はエミール・ギレリス)
リセ・デ・ラ・サールさんは注目してきたピアニスト。12歳の天才ピアニストデビューだったからテクニックは比を打つところは無いのは当然ながら、その個性は“エキゾティックな妖艶”さのあるピアニズムです。naiveからリリースされたデビューアルバムは、カバーの写真は12歳とは信じられない大人の色気を感じさせていました。エロティックでカバーガールにしたいピアニストという素敵さは、ますます濃厚さをましています。演奏に立ち会うだけで、《奇跡のピアニスト》などと説明くどいものは入らないって存在。
medici.tv でのインターネット生中継はノーマークだったけれども、コンサートの放送をFacebookで知ることが出来たのは幸運でした。加えてクイズに当たるとCDがプレゼントされるというのでトライ。新しいCDのプログラムに沿ってのコンサートが、クイズの答えのヒントとなっていました。
medici.tv で、リーザ・デ・ラ・サール(wiki: リーズ・ドゥ・ラ・サール)のリスト・リサイタルをインターネット生中継。
14歳でデビューして、すぐに来日してサントリー・ホールを沸かせた天才少女は、22歳。エキゾティックな魅力が取り巻いている。演奏を聴き進むうちにそうしたミストを纏う印象です。今年はリスト・イヤーで興味深い演奏にいくつかで合いましたが、ラン・ラン、ユンディ・リーとは違ったパフォーマンスよりも(変な表現かもしれないけど)ゴージャスな熟成を期待させる変化が出てきました。
最新アルバムの流れに沿ったプログラムで、前半はリストの渋い選曲。後半はリストが編曲した華やかな選曲になっています。
前半
後半
現在、最も個性派の美人ピアニスト、リーズ・デ・ラ・サールのCDプレゼントの案内。クイズに答えてCDをゲットしよう。
午前4時から medici.tv でインターネット生中継される、ルーヴル美術館の講堂からのライブで、クイズのヒントを確認してください!
プレゼントへの応募は medici.tv のブログをチェック ( http://blogs.medici.tv/2011/12/concours-lise-de-la-salle-dix-disques-a-gagner/ ) してメールで応募。リーズの最新アルバムが、ナイーブ・レーベルからプレゼントされます。
クイズの問題はこちら
Questions
- Franz Liszt wrote gorgeous transcriptions for piano. Lise de la Salle performs some of them: can you name the composers whose works are arrangements by Franz Liszt on the album?
- Which piece by Liszt, and appearing on the album, was written after a famous Italian poet of the Middle Ages?
- Which Wagner opera was conducted by Franz Liszt for its premiere in 1850?
例会(蓄音器でレコードを楽しむコンサート)では第1部のクラシックと第2部のポピュラーの合間の休憩時間にインスタントではあるけど、コーヒーをサービスしている。運営委員では無いけど、女性会員がしっかり心がけてくれていて副委員として感謝しています。
タイミングがまさに絶妙なのだ。手慣れているとも言える。前半のクラシックのSP盤がちょうど最後の一面をかけるかかけないかと言うぐらいで良い香りが漂ってくる。